第九話『水と自然を遊ばせる』

 昭和38年(1963年)。渡良瀬川下流の洪水調節などの目的で、利根川との合流点付近に着工された「渡良瀬遊水地」。溢れる洪水を貯める必要のない平常時は、豊かな自然が溢れ、特に約2200種の動植物が確認される「ヨシ原」は、全国でも最大級の規模を見せています。その「ヨシ」を使って今でも製造される「ヨシズ」は、この地区の特産品ともなっています。しかしこの遊水地の誕生を語るときに忘れてならないのが「足尾鉱毒事件」です。上流から流された「鉱毒」は、この地にあった「谷中村」を廃村に追い込み、多くの人々が移住を余儀なくされました。
 第九話では、渡良瀬遊水地の今昔、そして美しい四季の様子を紹介します。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
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