第三話『東京砂漠に水を』
 昭和39年(1964年)。世界に日本を知らしめ、威信を懸けた「東京オリンピック』が開催されました。しかし、世界の人々を迎え入れるのには、様々な問題を抱えていました。その一つが「水の確保」でした。当時、慢性的な水不足に「東京砂漠」などという言葉も生まれていましたが、実際、当時の東京は「多摩川」からの供給では需要に追いつかず、国は、「利根川」の水を利用するという遠大な計画を立てました。それが、「利根導水事業」です。埼玉県と群馬県境に築かれた「利根大堰」で取水した利根川の水を、「武蔵水路」を通して、一旦「荒川」に流し、「秋ヶ瀬取水堰」でその水を取リ人れ、「朝霞浄水場」へと送ります。そして送られた水が首都東京の水不足を解消しました。
第三話では一旦は切り離された「利根川」の水が如何にして再び東京へと送られたか、その流れを追います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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